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#科研費のコツ

#科研費のコツ26 背景と問いの主要なパターン

科研費や学振に独特な「研究課題の核心をなす『問い』」は、油断すると目的と同じになってしまい、非常に書きづらい項目です。そうした繰り返しを回避するためにいくつかの「背景と問い」の主要なパターンを紹介します。 #科研費のコツ 26科研費や学振に...
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#科研費のコツ25 問題提起→具体的な解決策

みなさんがネタにする小泉構文は、実は申請書でも散見されます。 「こうしたことから〇〇〇をすることで〇〇〇を解決できると考えた。そこで本研究では〇〇〇をすることで〇〇〇を解決することを目的とする。」 ポイントは扱う問題のレベルです。 #科研費...
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#科研費のコツ24 どこから説明を始めるか

申請書において、どのレベルの話から説明を始めるかは審査員の知識レベルだけでなく、申請書の文量、最終的に説明したいことの複雑さによって変わります。 #科研費のコツ 24申請書の理解しやすさ(角度)は、申請者が伝えたいことの難しさ(高さ)と説明...
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#科研費のコツ23 審査員を教育しようとしない

極論を言えば、審査員はあなたの研究に興味を持っておらず、審査する上で必要最低限の情報だけを求めています。そうした読者に対して、審査に直接関係のないあれやこれやを伝えても消化不良を起こすだけです。申請書は論文や総説ではありませんので、審査員を...
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#科研費のコツ22 なぜその研究をする必要があるのか

研究のモチベーションあるいは重要性の指摘は背景の重要なパートです。ここがうまく説明できないと以降の申請書を読んでもらえなくなります。 #科研費のコツ 22「なぜ、この研究をすべきか?」は研究の重要性に関わる重要な質問です。単に、「研究されて...
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#科研費のコツ21 誰にとっての常識なのかを理解する(審査員は誰か)

申請書では、審査員にアイデアを伝え、理解してもらい、評価してもらう必要があります。しかし、このプロセスは審査員の知識レベルを見誤ってしまうとうまくいきません。どこまでを常識として説明を省略し、どこからを常識ではなく説明が必要とするかを理解し...
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#科研費のコツ20 砂時計を意識せよ

いきなり自分の研究の話から始めても、読み手は理解できません。また、この研究がどのように周囲に対して影響を与えるのかを示さないと意義が見えません。 広い背景から話を絞って具体的な目的へと誘導し、また話を広げて結果を一般化するのが理想的です。 ...
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#科研費のコツ19 2段構えの法則

背景、問題提起、アイデア、計画など申請書の各要素はたいてい2段構えで書くとうまくいきます。 #科研費のコツ 19一本道で申請書を書くこともできますが、それでは単調になりがちです。申請書の背景、問題提起、アイデア、計画などを書く場合には、現状...
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#科研費のコツ18 科研費の概要は10行程度

科研費の記入要領には「概要については、10行程度」という指示がありますが、注意書きには書いていないので見落としている人が多い印象です。 (1)「研究目的、研究方法など」欄 本応募研究課題において何をしようとしているのか、その全体像を明らかに...