「年次計画」の書き方(学振)

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ポイント

  • ヒラギノ明朝W2(本文)、ヒラギノ角ゴW4(見出し)11.5pt 行間[固定値]16pt
  • 左右インデント0.5字、段落前0.3行
  • 研究計画の番号と年次計画の番号を対応させる

解説

(1-1)測定系の構築

 様々な試料構造を測定し、より一次元性の現れる電流注入T型量子細線レーザーの開発を行う。冷凍機を用いて簡便かつ速やかに電気的特性を評価する測定系や精密な光学測定系など、目的に合わせた各種測定系を併用することで、新しく作製した試料構造の迅速な評価を行う。

(2-1, 2-2)利得吸収スペクトルの測定 および 量子井戸レーザーとの比較

 デバイス特性の向上に有効である要素(細線の本数・光閉じ込め・キャリア閉じ込めなど)を明らかにするとともに、一次元性の発現を阻害する要因の特定を行う。これによってT型量子細線だけでなく、低次元半導体レーザーにおけるデバイス特性の向上や次元性の発現についての理解を深める。また、量子井戸レーザーの利得吸収スペクトルの測定を行うとともに、共同研究によってクーロン相互作用を含めた現実に即した一次元系に関する理論計算を構築する。

1年目に全ての研究計画を書かないことです。実際にできませんし、2年目に書くことがなくなります。逆に言うと、ここで1年目・2年目(・3年目)に研究計画を分けることを前提に、「研究計画欄」で小見出しを作るようにします。大見出しは複数年またいでも構いません。

 

(1-2)資料の再設計

 1年目の継続として一次元性の現れる試料構造の最適化を行う。また、デバイス応用とより広い温度範囲でのデバイス特性評価を目的として、更なる高温動作に向けた試料構造の開発もあわせて行う。一次元性を保ちつつ高温動作が可能かどうか、高速変調が可能かなど、より応用に近いデバイス特性についても評価していくと共に、具体的な応 用事例を提案していく。

(3)既存の理論および新しい理論との比較

利得吸収スペクトルを量子井戸の実験および計算結果と比較し、一次元性の特徴や理論との整合性に関して検討を行う。

2年目は1年目の結果を受けて、発展的な研究を書きます。1年目の結果を利用したり、1年目の結果1、結果2を受けた、新しい計画3を立てても良いでしょう。研究目的・内容よりはもう少し具体的に書きます。そのため、研究目的・内容であまり詳しくは研究計画を書く必要ありません。DC1の場合は1年目:基礎的な研究、2年目:発展の研究、3年目:まとめの研究、となります。

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