研究の特色

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ここでは、あなたの研究計画が他と比べて、どれくらい重要か・成功する可能性が高いか・独創的か、などを審査員にアピールします。

 

研究の特色は「先進性」「発展性・将来のインパクト」「独自性」「汎用性」の4つに分解できます。科研費の挑戦的萌芽や、さきがけはこれらに加えて、「挑戦性」を求められますが、それについては後で説明します。

 

いずれにせよ単に「すごい」「世界最先端」「初めて」などのありきたりな言葉は審査員に届きません。書くスペースが限られている場合は、2つ3つについて、そう考えられる根拠と共に各2-3行程度の短い文章で簡潔に説明します。

 

先進性

 申請者らはすでにXXXについて明らかにしており、・・・

申請者らの研究は当該研究分野をこれまでリードしてきた実績があり、XXXに関して豊富な経験(知見)を有している。

他の研究者が持っていないノウハウ、知見、実験結果などが対象となるでしょう。ビッグラボから学振が通りやすいのはこうした蓄積があり、他のラボでは真似できないという理由もあるのでしょう。

 

発展性・将来のインパクト

ここ2年の地球の平均気温は過去最高を更新し、温暖化問題はますます深刻になりつつある。将来のXXXの予測と温暖化対策を講じる上で、気温上昇がYYYに与える影響を正しく評価することは非常に重要であり、地球規模で取り組むべき課題である。

本研究の完成はXXXについての理解に大幅に進めるものであり、これまで不可能であったYYYやZZZを実現するための基盤となりうる。

その研究が完成すると、自分の領域や他の研究領域にどのような展開が期待できるか、社会に対してどのような影響を与えるかを説明します。単に健康になる、生活の質が向上する、安くなる、便利になる、のようなありきたりの説明に終始せず、それがいかに重要であるかの説明が必要です。

 

アイデア・技術の独自性

申請者らはXXX法やYYY法を開発してきたが、これらは全て申請者の発想に基づき独自に開発したものである。

これまでXXXであると考えられてきたが、申請者はYYYとすることでZZZをよりシンプルに説明できるのではないかと考えた。こうした着想は、AAAとBBBの両方のバックグラウンドを持つ申請者により初めて可能となった。

動物のXXXという研究に対して植物で近年明らかになったYYYを適用することで、これまでのZZZという問題を回避できると考えられた。

これまで、XXX研究は主にYYYを対象に行われてきた。申請者らは、ZZZに解析対象を限定する(広げる)ことで従来のAAAという問題を回避することを目指す。

コンセプトや技術、アイデアなどのオリジナリティをアピールします。オリジナリティは必ずしも優秀さに繋がるものではありませんが、次に述べる多様性や国産技術の推奨、研究者としての基礎能力のアピールにつながりますので、重要です。

 

得られる結果の汎用性(普遍性)

今回、開発するXXX技術は、本研究分野だけでなくYYYなど幅広い研究分野に適用可能であり、これにより・・・

本研究で明らかになるXXXの仕組みはマウスに限らず広く生物一般で見られる現象であるため、XXXに関する理解は大幅に進むことが期待される

研究成果の波及効果が大きければ大きいほど、その研究成果を多くの人が享受できます。自分の研究分野を含めた広い分野に対して、この研究がどのようなメリットをもたらすのかを示します。

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