Methods│方法の背景・妥当性

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文1:方法や材料の一般的な説明

1 The current investigation involved sampling and analysing six sites to measure changes in groundwater chemistry.

いきなり方法や材料について書き出すケースもありますが、それは扱う分野が狭く、想定される読者が似たような背景を持っていると想定される場合に限ります。そうでない場合は、今回のケースのように導入を設けたほうがわかりやすくなるでしょう。

導入の書き方にはいくつかあり得ますが、ここでは主な3つの方法を紹介します。

1.試行回数や用いた装置・材料、この調査の目的などを概説することで、読者に一般的な情報を与える。

2.材料や材料の入手先についての背景についての情報を与える。

3.本研究の目的や解決すべき問題に関して、もう一度説明する。

もし、1の何をして何を用いたかについての一般的な説明からMethodsをスタートさせるのであれば、その後はより詳細な説明を続けて行う必要があります。逆に、もし詳細な説明からMethodsを始めたのであれば、何をして何を用いたかについての大局を後で示す必要があります。

文2:背景と妥当性の説明

2 ‘The sites were selected from the London Basin area, which is located in the south-east of England and has been frequently used to interpret groundwater evolution.2–4

なぜ、今さら自分がしたことの妥当性を示す必要性があるのでしょうか?確かにあなたにとっては自明かもしれませんが、読者にとっては必ずしも自明ではありません。もし、妥当性をきちんと説明しないと、読書はあなたの解析の価値を評価してくれないかもしれません。なぜこのような解析をしたのだろうか?と考えさせてしまうのは読者にネガティブな印象を与えてしまい、その影響は論文全体に波及してしまいます。

こうした妥当性の説明は現在形の形でなされます。たとえば仮に、特性上の利点からある物質を選んだとすると、This material is able to…という説明をします。また、ある装置を使うことを選んだら、次の文でその装置についての妥当性を説明する、というように進めていきます。

文3:手順や方法の概要を示す

3 ‘A total of 18 samples was collected and then analyzed for the isotopes mentioned earlier’ the writer provides an overview of the procedure/method itself.

すでに何をどのようにしてきたのかの一般的な説明はされていますので、書き手と読み手の間には情報の共有がなされている状態です。文3では、こうした一般的な内容から個別の内容への橋渡しを行っていきます。

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