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研究の特色・独創的な点(学振)(旧版)

ポイント

  • ヒラギノ明朝W2、11.5pt 行間[固定値]16pt
  • 左右インデント0.5字、段落前0.5行
  • 前半は特色、後半はインパクトの二部構成

解説

 これまで作製の簡単さから、低次元半導体レーザーには量子ドットレーザーが主に用いられており、作製に困難を伴うT型量子細線はあまり用いられてこなかった。本研究は、申請者がこれまでに行った作製プロセスでの工夫により、構造の界面揺らぎやサイズ均一性に関しては世界最高水準を有するT型量子細線を用いた試料構造の作製プロセスが大幅に短縮された。こうした工夫により、均一性の高い一次元系を実現可能なT型量子細線を用いることで閾値電流や微分利得といったデバイス特性を評価することが初めて可能となった点で極めて独創的な研究である。さらに、こうした研究を通じて、電流注入上の問題がデバイス特性に対して支配的であることをすでに見出しており、先進性という点においても世界トップレベルである。

前半部は研究の位置づけ、独創的な点を書きます。他とは違う、他より進んでいる、切り口が新しいなどですね。詳しくは「研究の特色」を見て下さい。「研究の位置づけ」とは、どういった問題があったので、この研究を行おうと思ったのですか?説明してください、という意味です。別の言い方をすると、分野全体の中でこの研究はどこを明らかにしようとしているのか、ということです。

 

 本研究によって、これまでのT型量子細線研究によって得られてきた一次元系物理の理解を進めることが期待される。さらに電流注入レーザーであることから、デバイス特性という面からも一次元系の物理を明らかにすることが可能であり、応用面での大きな進歩が見込まれる。くわえて、本研究は、理論との比較という基礎研究的な側面も持っており、本研究の完成は、T型量子細線に限らず量子ドットや量子井戸を含めた低次元半導体レーザーの新たな可能性を示すものになると考えている。

後半は、研究が完成した時のインパクトについてです。基本的な構成としては、自分の分野でどれだけのインパクトがあるのかを述べた後に、周辺分野にも大きな影響があることを示すと良いでしょう。

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