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【現在までの研究状況】研究目的 の書き方

ROBUST Japan

① これまでの研究の背景、問題点、解決方策、研究目的、研究方法、特色と独創的な点について当該分野の重要文献を挙げて記述してください。 ② 申請者のこれまでの研究経過及び得られた結果について、問題点を含め①で記載したことと関連づけて説明してください。なお、これまでの研究結果を論文あるいは学会等で発表している場合には、申請者が担当した部分を明らかにして、それらの内容を記述してください。

問題点で指摘したことを解決することが研究目的になるわけですが、指摘した問題の全てをいきなり解決できるわけではありません。いくつかの細かい問題に分けて一歩ずつ解決を図ります。

ですので、指摘した未解決問題の具体的に何について明らかにするかを改めて示す必要があり、これが研究目的になります。

研究目的は広すぎても狭すぎてもいけない

あなたの研究における究極の目的はもっと遠いところにあるでしょう。しかし、それは研究の将来展望であり、このパートで書くべきことではありません。ここで聞かれているのは「本研究の」目的です。

また、上記とは逆にやたらと具体的なことを書いてくる人も多く見かけます。

本研究はAAAを用いてBBBを計測することを目的とした。
これは以降の研究内容あるいは研究計画の見出しに相当するものであり、これ自体は目的を達成するための手段です。「手段の目的化」と言われるように、手段と目的を混同してはならず、こうした事により最終的に何を明らかにしたいのかこそが目的になります。(これまでの研究についてですから目的は過去形で書くことに注意!)

研究目的は明示する

すでに述べたように問題点の指摘だけでは十分ではありませんので、本研究において何を目的としたのかをわかりやすい形で示す必要があります。~を目的とした。や本研究の目的は~のように、この部分に目的が書かれていますよ!というのを明示すると良いでしょう。

そこで本研究は、AAAによりBBBのCCCを明らかにすることを目的として以降の研究を行った。

具体的に何をするかもセットで示す

たとえば、

本研究は「人間とは何か」についての最終的な答えを得ることを目的とした。
と書かれても具体的に何をするのかが見えてきません。もちろん、解決方策でどのように問題を解決するかを示してはいますが、実際の行動計画には落とし込めていません。
ここでは具体的に何をするかを2-3個の小目的として書きましょう。この部分は「手段」で構いません。これがそのまま、研究計画の見出しになります。

そこで本研究は、AAAによりBBBのCCCを明らかにすることを目的として以降の研究を行った。具体的には以下の3点について明らかにする。

  • DDDにおけるEEEの測定
  • FFFを用いたGGGの探索
  • HHHによるIIIの検討

科研費の目的も参考にしてみてください。

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