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おもしろい研究テーマは良い論文になりやすい

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ここでは、学振や科研費の申請書を書く際に重要となる「おもしろい研究」とは何か、またなぜそれが重要かについて解説します。

おもしろい研究テーマは良い論文になりやすい

2015年のNature Newsに、申請書の評価とその後の研究の評価に一定の相関が見られたという記事が掲載されました。

High-scoring grant applications yield more highly cited papers
Analysis contradicts previous work that showed little connection between grant-review scores and subsequent research outcomes.

これを単純に言ってしまうと、面白い研究テーマは良い論文になりやすい、ということです。(実は、そうではないという報告も多いのですが、科研費.comでは上記を前提にしています。だって、そうだと考えなきゃ良い申請書を書こうという気にならないですよね。)

 研究を料理に例えてみる

いまここに、良い研究テーマ(高級食材)と、つまらない研究テーマ(まずい食材)があり、研究(調理)によって、料理(論文)を作ろうとしています。

高級ツバメの巣からはおいしいスープが出来ますが、普通のツバメの巣からは泥水しかできません。どんなに高度な技法を使っても、良い器に入れても、泥水は泥水です。

もちろん調理の仕方しだいでは高級食材が台無しになることはあり得ます。しかし、ここで重要な点は、高級食材がまずい料理になることはあっても、まずい食材がおいしい料理になることは無いという非対称性です。

すなわち、研究が成功するかどうかの大半はテーマ選びにあるということです。別の言い方をすれば、良い研究テーマでない場合、その後の努力が無駄に終わる可能性もあり得るということです。何を研究するかは、後で変えにくいので、よく考えないといけません。

どんな問題が面白いかについて、明確に答えをだせる人は少ないですが、安宅和人(著)『イシューからはじめよ』では、それが明確に示されており、まさに目からウロコの本です。いわゆるビジネス本ですが、著者は神経科学で米国で博士号をとっていることから、科学の問題とも絡めて書かれており、非常に理解しやすいです。考え方を学ぶ入門書としておすすめです。
お金を出して買うのはちょっと…という方はAudible版もあるので、無料体験期間中に内容をチェックしてみるのも良いですね。
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