目指す研究者像等

個人的には、内容については何であろうがあまり評価には関係ないと思います。誰がどんな研究者を目指そうが勝手であり、それを良い・悪いなんて言える人はいませんから。文章力と論理性、首尾一貫性くらいが着目点になるでしょうか。

申請書 上部の注意書き

学振:
日本学術振興会特別研究員制度は、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的としています。この目的に鑑み、(1)「目指す研究者像」、(2)「目指す研究者像に向けて特別研究員の採用期間中に行う研究活動の位置づけ」を記入してください。

目指す研究者像

きっかけ

きっかけは何でもよいのですが、個人的体験だけをモチベーションにするのはいただけません。「あなたがそう考えること自体は誰も否定できないけど、他の人はそうは思わない」となると説得力に欠けます。よくあるのは、自分自身を含め身近なひとの病気をきっかけに創薬の研究をしたいです、などです。創薬を志すことは立派で良いのですが、救う対象はあくまでもその疾患の対象者全員であり、身近なひとの方だけを向かないでほしいのです。
  • 中学○年生のとき、○○○で○○○に関心を持ち、○○○を目指すようになった。<エピソード>。こうした経験のなかで、○○○に挑戦したいと感じるようになり、研究を一生の仕事にしたいと考えるようになった。
  • 豊富な知識と確かな実験技術に裏付けられた独創性のある研究を展開できる研究者になりたいと考えている。○○○は国際的にも競争が激しく、また、○○○である。こうした課題を解決するためには、いまある方法に追従するのではなく、全く新しくアイデアによる研究アプローチが突破口となると考えている。そのために、申請者は、現在までの知見を体系的に理解したうえで、研究室メンバーあるいは共同研究者とのディスカッションを通じて、新しいアイデアの創出に努めている。さらに、こうしたアイデアを実現するために必要な実験技術を身につけるため、○○○するなども行っている。
  • 私がはじめて○○○の分野に興味を抱いたのは高校生のときであった。<エピソード>。こうしたことから、○○○を理解したいと強く感じた。学部生時代に○○○や○○○を通して○○○をしたいという思いは強まり、○○○の研究室を選んだ。
  • ○○○から、○○○は○○○に対して○○○しうることを知った。こうしたことから、自らの能力を駆使して○○○という問題解決に貢献したいと考えるようになった。

目指す研究者になるために必要と考える資質

資質は本来、天性のものを指しますが、ここでは要素の複合と捉えてください。要素は「プレゼンテーション能力」、「忍耐力」など特定の能力であり、資質は「世界の第一線で○○○分野を牽引するカリスマ性」や「すぐれた後進を育成し、分野全体を盛り上げていく包容力」といった複数の能力の総体です。目指す研究者像が兼ね備えているべき能力をなるべく具体的に定義しましょう。
  • 研究成果を社会へ還元するためには、さまざまな立場からのさまざまな視点を持った多くの人との協調が欠かせない。この実現には、○○○であることから、○○○力や○○○だけでなく、○○○や○○が必要だと考えている。
  • これまでの研究では、○○○を行い、○○○してきた。しかし、申請者はこれまで、英語を用いて成果を発表した経験はない。国際的な研究者として活躍するためには○○○が必須であることから、○○○や○○○をつうじて語学力を向上させるだけでなく、高いレベルで議論し信頼を得るためのコミュニケーション力が重要となる。

目指す研究者になるための取り組み

目指す研究者像に向けて特別研究員の採用期間中に行う研究活動の位置づけ

実は誰が書いてもほぼ同じ内容になり、準備段階・第一歩・試行錯誤・挑戦の時期、などになります。差がつくとしたら、具体的に何をどう意識して研究に取り組むのかというところでしょうか。前項で書いた「目指す研究者になるための取り組み(過去・現在)」を継承・発展させた「目指す研究者になるための取り組み(これから)」を書くことになります。
  • 採用期間中に行う研究活動は○○○な研究者に向けて実践的な経験を積む第一歩であると位置づけている。
  • 今後研究者として更なる発展のため必要と考えている ○○○つの要素を習得し、○○○でき
    る研究者になることを目指す。
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