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【応募者の研究遂行能力及び研究環境】これまでの研究活動 の書き方

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3 応募者の研究遂行能力及び研究環境 本欄には応募者(研究代表者、研究分担者)の研究計画の実行可能性を示すため、(1)これまでの研究活動、(2)研究環境(研究遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等を含む)について2頁以内で記述すること。「(1)これまでの研究活動」の記述には、研究活動を中断していた期間がある場合にはその説明などを含めてもよい。

(3)「応募者の研究遂行能力及び研究環境」欄
研究計画調書の指示書きに従って記入すること。
「(1)これまでの研究活動」は、本研究計画の実行可能性を示すよう、本研究計画に関連した研
究活動を中心に記述すること。研究分担者がいる場合には、その想定される役割に関連した研究活動を中心に記述すること
記述に当たっては、研究業績(論文、著書、産業財産権、招待講演等)を網羅的に記載するの
ではなく、本研究計画の実行可能性を説明するとともに、その根拠となる文献等の主要なものを適宜記載すること。(投稿中の論文を記載する場合は、掲載が決定しているものに限る。)
研究業績を記載する場合は、当該発表業績を同定するに十分な情報を記載すること。例として、学術論文の場合は論文名、著者名、掲載誌名、巻号や頁等、発表年(西暦)、著書の場合はその書誌情報、など。
産前産後の休暇及び育児休業の取得や、介護休業の取得など、研究活動を中断していた期間が
ある場合は、その事情を本欄に記述してもよい。 (記入要領より)

これは研究業績欄ですが自由形式ですので、これまでより柔軟に書く内容を決めることができます。論文は絶対かかないといけませんが、他についてはケースバイケースです。どう評価してわかりにくいものについては、事実だけを示すのではなく、そのことが持つ意味を説明したほうが丁寧です。

申請者が2018年に発表した論文のXXXスコアはYYYであった。
申請者が2018年に発表した論文のXXXスコアはYYYであり、これは全体のTOP5%に相当する。

論文・総説

当然、これは書かないと始まりません。昔は5年以内の論文という条件がありましたけど、今はありません。最近のものを中心的に書くべきでしょうが、本研究に深く関わっている論文や、自身の代表的な論文については積極的に記載しましょう。

また、自由形式であることを活かして、重要論文(1-2報)には簡単な解説をつけて、自分の研究能力をアピールするのも有効な手です(本研究計画の実行可能性を説明する)。スペースとの関係になるので、絶対にやった方が良いというわけではありませんけど。

論文リストは基本的に詰まりがちなので、英文フォントを積極的に使いましょう。Times New Romanとかで良いと思います。英語が多くなりがちな文献リストにおいてはかなり短くなります。

自由形式なので、若い方などは自身がcorresponding authorである論文などを示すことも可能です。

招待講演・学会発表

通すこと自体に価値がある学会発表や学会・研究会等での招待講演などは定番ですので、書くようにしましょう。

プレスリリース・メディアカバレッジ

自分が出したプレスリリースだけでなく、論文の紹介記事や、新聞・雑誌・本・web・TV・ラジオ等への出演も研究能力が評価された結果であると捉えることが可能です。

特許

特許も書けるなら書いておきましょう。

受賞

学会のポスター賞から財団の賞まで研究に関するありとあらゆる受賞歴を書きましょう。意外と倍率が無いので、ちょっと良い結果が立て続けに出たら積極的に応募してみると良いと思います(特に若い方は)。応募者が全員で12人しかいなくて、そのうちの4人が何らかの賞をもらったという経験をしたことがあります。

その他

注意書きにあるように研究活動を中断していた期間がある場合にはその説明を書くことで、そのことを加味して能力を評価してもらうことが可能です。

また、記入要領にあるように、文献リスト等を載せるのではなく、実現可能性の観点から説明をする必要があります。論文ごとに書いてもいいですし、論文の被引用回数が際立って多いというような内容から研究能力をアピールしても良いでしょう。せっかくの自由形式なので、文献リストだけで終わるのはもったいないので、いろいろと工夫しましょう。

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