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【挑戦的研究としての意義】挑戦的研究としてどのような意義を有するか の書き方

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2 挑戦的研究としての意義(本研究種目に応募する理由) 本研究種目は、これまでの学術の体系や方向を大きく変革・転換させる潜在性を有する挑戦的研究を募集するものです。本欄には、

  • これまでの研究活動を踏まえ、この研究構想に至った背景と経緯
  • 学術の現状を踏まえ、本研究構想が挑戦的研究としてどのような意義を有するか

について1頁以内で記述すること。

挑戦的研究としての意義は、字のごとく高い挑戦性とその結果得られる革新的な結果です。そのため、挑戦的研究としての意義はこれら「挑戦性」と「将来性」の2つの側面から書くことになります。

挑戦的研究でなくても、これらのリスク・リターンは説明しますが、挑戦的研究はよりハイリスク・ハイリターンに特化した書き方が必要です。着実に何かを明らかにするタイプの研究ではなく、物の見方をガラッと変えてしまうような、研究である必要があります。

とはいえ、分野外の審査員にとってはよくわかりませんので、どういった点がなぜ難しくてこれまでできなくて、それに対して今回はそれをどのように乗り越えたのかや、これにより当該分野だけでなくより広い学問分野あるいは社会に対してどういったことが起こるのかを審査員がイメージできるように具体的に書く必要があります。

挑戦性

いくら挑戦性を求められているから、いくらこれまでの実績を問わないから、といっても無茶な挑戦はよくありません。挑戦的な研究だからこそ理論武装をし、難しいかも知れないが十分に可能性があることを示す必要があります。

説得力をもたせるテクニックの一つは原因分析です。

これまで、AAAの試みがうまくいかなかったのはBBBが原因であると考えられた。実際、BBBはCCCであることが報告されており、DDDではそのような現象は報告されていない。

このようにうまくいかないことの原因を分析し、それを解消するという挑戦であればやみくもに試して見るよりもはるかに可能性は高そうです。

将来性

挑戦的な研究を行うわけですから、研究がうまくいった時に得られるリターンが十分に大きくなければ、バランスが取れません。どのようなことがわかれば大きなリターン(おもしろい研究)になるかの詳細については、おもしろい研究テーマの見つけ方を参考にしてみてください。

基本的にはテーマそのものの重要性と問題をどれくらい完璧に解決できるかですから、この2点を中心に審査員を説得する必要があります。

広い分野に影響を与える、ものの見方を変える、新しいことを可能にする、重要な問題に決着をつけるなどは将来性があると判断されるでしょう。

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