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科研費の書き方

ROBUST Japan

ここでは科研費(B),(C), 若手, 挑戦的研究を対象に各項目の具体的な書き方について説明します。

申請書上部の注意書きは書くべき内容について書かれているだけであり、必ずしもそのままの順で見出しにする必要はありません。ここでは注意書きの順に沿った例を提示していますが、個人的には
背景→問いとアイデア→本研究の着想に至った経緯→目的→計画→独自性・創造性
の順の方がストレートだと思っています。ただし、読み手が評価しやすいことが一番ですので、現実的には難しいところです。

申請書のながれ(典型的な例)

研究目的、研究方法など

概要(10行程度で)

  • この研究分野は重要ですが、こういう点でまだ不十分である。
  • 申請者はこれまで、こんなことをしてきた。
  • そこで本研究では○○○を明らかにすることを目的とする。
  • 具体的には、こんな方法でこんなことをすることで、こんなことを明らかにする。
  • この研究は、こういう点で他の研究とは異なっており、{新しい, 独自である, 優位性がある, 先進性がある}。
  • また、こういった点で研究分野の発展や社会へのインパクトも大きい。

本研究の学術的背景

  • この分野の現状はこんな感じで、こういった点で重要である。(本研究の学術的背景(広い))
  • とくに、今回の研究課題に関連するこれこれは重要であり、これまでにこんな成果が得られており、こんなことが明らかにされている。(本研究の学術的背景(狭い))

本研究課題の核心をなす学術的「問い」

  • しかし、全てが理解された(うまくいっている)とは言えず、研究課題に関連しては、こんなことが未解決のままである。そのせいで、こんなことが出来ずに困っている。(問題点(大)と弊害)
  • これを利用してこうすれば、この問題の解決に向けた第一歩になると考えた。(研究のアイデアの概要)
  • しかし、この方向性での問題解決も簡単ではなく、こんなことについてはまだ未解決のままであり、問題解決を阻んでいる。(問題点(小)≒ 研究課題の核心をなす学術的「問い」)

本研究の目的および学術的独自性と創造性

  • その「問い」のうち、本研究計画ではこの部分の解決を目指す。(目的 「問い」の一部をより具体的にする形で)
  • この研究はこういう点で他と比べて手法やアプローチ、視点、アイデアetcが新しい。(学術的独自性)
  • この研究はこういう点で当該研究領域、周辺関連分野、社会に対して良い影響(波及効果・インパクト)がある。(学術的創造性)

本研究の着想に至った経緯や、関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけ

  • この研究課題に関連して、申請者はこれまでにこんなことをやってきて、こんな成果をだしてきた。(自分の研究の紹介)
  • 関連する国内外の研究動向はこんな感じで、全体としてこういった方向で研究が進んでいる。(関連する国内外の研究動向)
  • こうしたことから、これをこうすれば、こういう問題を解決できると考えた。(「研究のアイデアの概要」をより詳しく)
  • 実際、このアイデアはこういうことからも支持されており、うまくいきそうである。(アイデアの根拠)
  • こうした方向での研究は、これまでの研究と比較するとこういうものであると言える。(既存の流れの深化、新しいアプローチ、同じものを違う側面から、基礎と応用をつなぐ、2つ以上の研究を統合する、etcなど研究の立ち位置)(本研究の位置づけ)

本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか

  • 本研究では、○○○を明らかにするために、以下の3点に取り組む。(研究目的のリマインド)
  • 研究項目1の見出し(1行で)
  • ○○○を明らかにするため(小目的)、○○○を行う。(計画)
  • こうなった場合は、こうだと判断し、次に○○○を行う。
  • 仮にうまくいかなかった場合は(場合でも)、○○○をする。(プランB)

x 3項目分

本研究の目的を達成するための準備状況

  • すでに、こんなことについては着手しており、こういう状況なので、{研究の方向性に問題はない, 継続して実施する, 本研究では○○○から始める}。
  • 未着手のこれについては、こういう状況であり、研究開始までには準備できる見込みである。

研究代表者、研究分担者の具体的な役割(役割分担がない場合は不要)

  • 本研究のこの部分は分担者が行うが、残りの大部分は申請者自身が行う。

 

応募者の研究遂行能力及び研究環境

これまでの研究活動

  • 申請者はこういった視点・興味から、これまでこういった研究を行い、こういったことを明らかにしてきた。(本研究と関連する代表的な仕事の説明)
  • 論文、総説、招待講演、国際学会、著作、特許など(研究業績)

研究環境

  • 研究の遂行に必要な機器・材料・技術などは揃っており問題ない。
  • 不足するものに関しては、本研究費で購入する or 入手の目処が立っている or 入手できるよう引き続き努力する。
  • エフォートやスペースも問題ない。

 

人権の保護及び法令等の遵守への対応

  • 国際、日本、所属機関、学会等の法令・ガイドラインを遵守する。
  • 個人情報は適切に管理する。
  • 被験者、実験動物には無理強いはさせない。
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