自己評価は過去・現在・未来の三部構成
自己評価は難しいです。学振に応募するということは、研究者になりたいという希望は多かれ少なかれあるということだと思います。研究者を志望する以上、お金が第一ということではないと思いますので、「科学を通じて社会の役に立ちたい」とか「人類の叡智に貢献したい」とか何かしらの思いはあると思います。
そうした夢があることを前提に、ここで聞かれているのは、
- その夢に向かって何をしましたか?(過去)
- そしてどのような結果でしたか?(過去)
- どのように感じ(考え)ましたか?(過去)
- 過去の結果を受けて、今、何をしていますか?(現在)
- どのように感じ(考え)でいますか?(現在)
- その夢を実現するためには、研究者としてどのようなことが必要だと考えていますか?(未来)
- そのためには、何をしたいと考えていますか?(未来)
- なぜ、あなたなら、それができると考えますか?(自分の長所)
- 学術振興会特別研究員になることで、あなたの夢をどのようにサポートできますか?
あたりです。これを過去から未来に並べるように書けば、一通りのことは書けるのではないでしょうか。