コツ14 科研費の審査は基本モノクロ
科研費の申請書は基本モノクロで評価されますよ(大型研究費を除く)!
あなたのカラーの図はモノクロ印刷に耐えられますか?https://t.co/hzsdETyaJy#科研費のコツ pic.twitter.com/kO43CnpmsD— 科研費.com (@kakenhi_com) February 20, 2022
文字数の関係で「モノクロ」としていますが、正しくは「グレースケール」です。
注意書きにこう書いてある以上、基本はグレースケールで図を作ってください。ただし、一部の申請書についてはpdf化されてそのまま審査員のもとに送られ、PCの画面上で審査するので、実はカラー対応だったりもします。
おすすめの戦略
カラーで読まれる可能性も考慮して、白黒に耐えられることを確認した上でカラーの図を使うのがこれからの戦略です。
注意書きにも、
(カラーの図を挿入することは)構いませんが、…中略…あらかじめモノクロ印刷した研究計画調書で確認してから応募されることをおすすめします。
とあるように、カラーであることも念頭に置かれています。
カラーの図をモノクロにする(Word)
より視認性の高い図を作ることができるので、私は最初からモノクロで作るようにしています。しかし、上記のようにカラーで提出しておいてあわよくばを狙う場合にはカラーの図を白黒に変換して見え方を確認する必要があります。
知っている方には当たり前の手順なのですが、知らない人に向けて、Wordでのグレースケール化の手順を簡単に紹介します。
画像を選択し、図の形式>色を選択
色の彩度:0%
グレースケールに
カラーで提出する場合には元に戻しておきましょう。これを応用すれば、モノクロの図形等に着色することもできます(色の変更)。