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#科研費のコツ62 ちゃんとした研究計画を

分量

研究計画の分量不足の方はかなりいます。特に、Method(材料や手順についての説明)や本実験のための予備実験で紙面が埋まっており、実際にすることは1種類だけ、みたいな申請書は多いです。

研究のゴールは適切な位置に設定されているか。

近すぎる目標設定は研究計画としてインパクト不足ですし、遠すぎる目標設定は実現可能性が不十分です。実現可能で適切なインパクトを持つような計画にしましょう。

特に研究計画が不足している場合は、目標設定が近すぎる可能性があります。応募しようとしている研究費の規模から考えて十分なインパクトを持った研究になっているかを今一度見直しましょう。

厚み

かなり一方的な前提や仮説に基づいて研究計画を立ててくる方がいます。もちろん、研究ですので何がうまくいくかはわかりませんが「なぜそれが他のものよりうまくいくと思うのか」について説得力のある説明がないと、独りよがりな印象は否めません。

十分な根拠や予備調査、予備データがあれば、よく練られた研究計画という評価につながり、これがひいては申請書全体の信頼性へとつながります。何が正解かはわからないのが研究ですが、少なくとも見えている可能性の中でもっとも実現可能性が高いとか、期待値が高いといった根拠が示されることが理想です。

リスク

どんな研究も失敗する可能性をはらんでいますので、現時点で見えているリスクやこの研究計画の限界については、しっかりと認識していることを審査員がわかるように申請書を書いてください。

1行でもあると、かなり印象は変わります。

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