コツ66 見出しの前には空行を
多用は厳禁ですが、大見出しや小見出し立てることで読みやすくなります。その際に、なるべく見出しの前に0.1-1行の空行を入れましょう(0.3, 0.5, 1行をよく使う)。これにより切れ目がはっきりするために、ぐっと読みやすくなります。#科研費のコツ pic.twitter.com/TxV4HbV8iu
— 科研費.com (@kakenhi_com) April 8, 2021
まとまった塊ごとに空行を挟むのは読みやすさを維持するために非常に重要です。
改行する方が良い箇所
大見出し(背景と課題、目的、方法と計画、など)の直前
内容が大きく転換する場所なので、できれば1行、最低でも0.3-0.5行ほどは空けましょう。行間は固定値で18ptを推奨していますが、行間を詰めてでも大見出し前の空行は確保するようにします。
業績リストの余白調整
研究遂行能力には業績リストを含めますが、複数ある業績同士の間は0.1-0.3行ほど空けておくと読みやすいです。とくに余白が出そうな場合は広めの空行をはさみ、そのサイズでぴったりに収まるように調整します。紙面に余裕がない場合は空行が無くても構いません。
改行しない方が良い箇所
段落間
メールやカジュアルなWeb文章では段落ごとに空行をはさみますが、申請書でそれをしてしまうと紙面が圧迫されます。段落を明確にするために、段落最初を1字下げるというルールがありますので、基本はそれで対応することになります。どうしても空けたい場合は、大見出し間の空行よりも小さくして、どこがメインの区切りなのかをわかりやすくします。
不統一
大見出し間や段落間で空行を空けるときは、申請書全体を通じて同じサイズにしておくことが基本です。どうしても1行足りないということは目立たないところで微調整します。
テクニック
幅いっぱいの図表は視覚的に文章を分断しますので、空行と同じ効果があります。図を組み直すことで横長にできる場合、かつ、空行を入れたい場合は幅いっぱいの図を検討してみても良いでしょう。