#科研費のコツ69 アイデアは「はさみうち」で

アイデアを出す際には0→1のタイプと1→10のタイプがあります。特に0→1は生み出しにくく、そういった場合には極端な思考が突破口になることがあります。

おすすめはオズボーンのチェックリスト

おもしろい研究テーマの見つけ方に詳しくかいてありますが、オズボーンのチェックリストとは

  1. 転用
  2. 応用
  3. 変更
  4. 拡大
  5. 縮小
  6. 代用
  7. 再利用
  8. 逆転
  9. 結合

など、思考の方向性を補助するためのフレームワークです。これらのお題に沿って、研究テーマを考えてみましょう。

具体的には

こうした方法でアイデアを生み出すときはできるだけ多くのアイデアを生むようにしましょう。最初のうちに出てくるアイデアは、誰しもが思いつくくだらないものである可能性があります。一通り出尽くしたと思うあたりからが勝負です。

アイデアは無からは生まれませんので、普段から論文を読むなどしてアイデアの素を仕入れる努力が必要です。

転用・応用

転用はそのまま使うこと、応用は少し使い方を変えたり新しいものを生み出すためのツールとして利用するといったイメージです。

いずれにしても、いままでに読んだ論文や書籍で何か気になったアイデアはないでしょうか?それらを無理やり本研究に使うとするならばどこですか?もちろん、無理やりすぎて筋の悪いアイデアになるかもしれませんが、まずは使い道を探してみましょう。

また逆に、これまでやってきたあなたの研究内容を他の分野で使うとすればどういった応用が考えられるでしょうか?分野が違い過ぎて、本研究計画とは全く違うかもしれませんが、あなたの研究内容が活かせる他の分野にもし半歩ほど歩み寄れるのであれば、転用成功です。

変更・拡大・縮小

対象を変える、使い方を変える、量・数を変えるなど研究材料、研究方法を変更してみましょう。多い方と少ない方のできるだけ極端な数から初めてみることがコツです。

たとえば、今より10倍の規模で出来れば良いことでありそうだと思いつくのであれば、どうやったら10倍にできるかに議論が移ります。今ある枠組みでできる拡大から思考を初めてしまうと10倍にしようという発想にはたどり着けません。できることから考えるのではなく、したいことから考えるのがコツです。

代用・再利用

何かが問題となっていて研究が進んでいないのであれば、それをどうこうするよりも全く別の方法を考えてみると良いかもしれません。

また、これまでの研究結果を再利用して別の価値を生み出すことが可能かについても考える余地はあるでしょう。自分の結果をベースとするのであれば、独自性や研究の一貫性もバッチリですしね。

逆転・結合・分割

順序を入れ替える、分割したり結合したりすると、かなりの確率でもともと機能していたアイデアが機能しなくなります。しかし、それを超えて生み出されるアイデアはかなり新しいものになりますので、積極的に狙っていきましょう。

逆転させる場合は因果や主従の反転、一般的に信じられていることに疑念を持つ、すでに廃れたアイデアを復活させるなどがあります。私も好きな方法です。

 

 

 

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